SHR脱毛
SHR脱毛とは?
SHR脱毛(Super Hair Removal)は、IPL脱毛ように、メラニンに頼った脱毛方法ではなく、バルジ領域(毛根よりも皮膚の表面に近い部分)や毛包に対してダメージを与える脱毛法です。
SHR脱毛方式は毛周期に関係なく、短期間に全ての毛に対してアプローチが可能です。
一言で言うと、バルジ領域や毛包部の活動を停止させる脱毛法です。SHR(蓄熱式)脱毛はIPL脱毛の弱点をしっかり補っていることにあります。
IPL脱毛とは?
IPLとは、intense pulsed light(インテンスパルスライト)の略で、広帯域の光エネルギーによって毛根のメラニンに働きかけ、毛根を弱らせて脱毛を促すものです。
一言で言うと、毛根にダメージを与えて脱毛をする方法です。
IPL脱毛の弱点を具体的に挙げてみますと、IPL脱毛は、成長期の毛に対してのみ有効な脱毛法です。
黒い毛だけではなく、ホクロやシミにも反応します。 黒肌にも反応しますので、IPL脱毛時は注意が必要です。 白髪や金髪には脱毛出来ないのも大きな弱点です。
SHR脱毛のメリットとIPL脱毛のデメリット
IPL脱毛は、通常のエステサロンでは、脱毛箇所にジェルを塗り、光の吸収を促しやすい状態にしてから行います。
痛みの感じ方は個人差があり部位によっても違います。
IPL脱毛はレーザーと比較して光のエネルギーが弱いため、毛が薄くなるまでには長いサイクルが必要となります。
よって、通常は1~2年ほど脱毛を続けることが必要です。
部位によって異なりますが、毛の成長してくるタイミングで施術を行うと、だいたい2週間程度で毛が抜けてきます。
そして、1~2か月はほぼムダ毛のない状態となり、次の毛が生えてきたところで再度脱毛します。
この繰り返しによって、徐々に毛が薄くなり、毛が再生しにくくなります。
IPL脱毛は、今生えている毛を利用しているので、毛根にしっかり根付いている成長期の毛のみに効果 (黒に反応するため、ホクロやシミにも反応、黒肌にも反応、逆に白髪や金髪には無反応)が期待できる脱毛方法なため、より効果的な脱毛を行うためには毛周期に合わせた脱毛がとても重要です。
今、目に見えて生えている毛は全体の半分もなく、成長期に当たる毛は1/3にしか無いと言われています。
逆に言うと2/3の毛穴に対しては効果が出ないという事になります。
脱毛が1回で完了できない最大の理由です。
毛周期は人それぞれ大きく個人差があり、例えば脇の場合は、毛周期が短い人は約4ケ月位で長い人は約2年半という場合もあります。
これだけ毛周期に個人差があるのに全ての人が同じタイミングで脱毛を行っても同じ効果が期待出来ないのです。
そのため脱毛サロンなどは、多めのコースを勧めるのです。
成長期の毛にしか効果が無いという事もあって、全ての毛に対してしっかり脱毛効果を期待できるようになるにはそれなりの期間や回数が必要になってきます。
IPL脱毛の一番のデメリットはレベルを上げ過ぎると、毛根部が高温になり、やけどとなります。また、レベルを上げ過ぎると、高温が発生する脱毛時の痛みです。
IPL脱毛は、休止期はもちろん、毛と毛根が離れてしまっている後退期も脱毛の効果がありません。
IPL脱毛はメラニンに頼った脱毛法であり、個人差による効果の差が激しい脱毛方法です。
部位によっても大きく違いが出てしまいます。 ワキやデリケートゾーンなど比較的毛量が多く、しっかりとした太い毛の部位と背中やヒジなど細い産毛の部位ではメラニンによる熱の吸収に違いが出てしまうので効果も違ってしまいます。
そして毛周期には個人差が大きく、比較的毛が濃く、毛量が多い人は毛周期が早い傾向にあり、逆に毛が薄く産毛がほとんどという人は毛周期が遅い傾向にあります。
SHR脱毛は毛質や毛周期は全く関係ありませんからIPL式脱毛より効率よく脱毛ができます。